この記事を読むのに必要な時間は約 5 分 です。
こんにちは。xiaoxiuです。
中国遼寧省大連に新しい複合商業施設を作るニュースがありましたので紹介します。
- 中国大連に行った事がある人。
- 中国に関するニュースをみたい人。
スポンサーリンク
「日本」テーマの複合商業施設 総工費1千億円
【大連=原島大介】中国東北部の遼寧省大連に、日本をテーマにした複合商業施設が誕生する。地元の不動産会社が日本人建築家らと組み、京都の街並みを再現する。日本料理店や土産物店などを併設する。総工費は60億元(約1千億円)。大連は日系企業が数多く進出し、日本との関わりが深い。中国で日本への関心が高まるなか、街の特長も生かして観光客の呼び込みを狙う。
引用元:日本経済新聞
大連の観光スポットなど
大連はロシア統治や日本統治時代がありました。そのため他の中国の都市より異文化に触れる観光スポットが多いです。ロシアや日本に関わりがある観光スポットをいくつか紹介します。
大連駅
Panasonic DMC-GM1 (14mm, f/10, 1/400 sec, ISO200)
「大連駅」の現在の駅舎は、日本の統治下にあった1937年に、日本人の設計により建てられました。大連駅は上野駅に似ているとよく言われています。現在の上野駅駅舎が完成したのが1932年なので、ほぼ同時期に建てられています。
引用元:LINEトラベル
旧ロシア人街
大連には、路面電車が走っていますが、大連駅からその路面電車が走る長江路を北東に進んで行くと勝利橋という橋があります。その橋を渡ったところが、旧ロシア人街です。
この辺りは、かつてロシア人居住区だったため、ロシア風建築の建物が立ち並ぶところでした。それらが、再開発で2000年に旧ロシア人街として復元され、今は大連の有名な観光スポットに。その盛況ぶりは、ロシアからの観光客も訪れて賑わうほどです。
旧ロシア人街で、一番目をひくのが通りの奥にある「旧大連市自然博物館」の建物です。現在は使われていませんが、かつては帝政ロシア支配下時代の市役所でそた。その洗練された建物は、ここが大連ではなくロシアなのではないかと思わせるほど印象的。また、この辺りにはロシア建築の建物を使ったホテルも多くあり、大連を訪れる際には泊まってみるのも良いかもしれません。きっと、異国情緒を味わうことができるはずです。
引用元:スカイチケット
旧日本人街
日本統治時代、大連はその中核都市として発展しました。終戦後、多くの日本式住居や都市施設が残され、そこに市民が移り住みました。しかし近年、それらも老朽化が進み、一部の重要な建築物を除いてはその姿を消しつつあります。現在は、旧連鎖街・南山・沙河口・文化台などのエリアには、比較的多く日本統治時代の建物が残っています。そのため、日本からの観光客も多く訪れています。旧ロシア人街のようにテーマパーク化は進んでいませんが、昭和を感じさせるようなレトロな住宅のデザインは、その時代を知らない人でさえ、なぜか懐かしい気持ちにさせてくれます。
とくに、大連駅前の旧連鎖街は、周辺に続々と高層建築が建設される中、昭和時代にタイムスリップしたかのような気分を味わえる場所です。ここは、日本統治時代、駅前商店街といえるところでした。昭和の名優三船敏郎の父が経営していた「スター写真館」があったことでも有名です。最近は、日本国内でも昭和の雰囲気はなかなか味わえなくなりました。ぜひ、大連観光をするなら、今のうちに旧日本人街を訪ねてみて下さい。懐かしい日本に出会えるかもしれません。
引用元:スカイチケット
まとめ
このニュースは大連に日本をテーマにした複合商業施設を建設するのは観光客の呼び込みを目的としているようです。
しかし大連には日本企業も多いです。現地駐在員も日常で行く事が出来る複合商業施設を建設してもらえると駐在員の生活もしやすくなると思います。
大連のいつどこに施設が建設されるのか今後の報道を待ちます。
スポンサーリンク
コメント